その『当たり前』は本当に当たり前?①|自分の気持ちに気づくヒント

こんにちは。

しあわせ自分軸再生カウンセラーの吉永一叶です。

家族のごはんは、自分が用意するもの。

買い物では、できるだけ安いものを選ぶ。

頼まれごとは、なるべく引き受ける。

私たちの毎日には、いつの間にか

「そうするのが当たり前」になっていることが、たくさんあります。

それが自分にとって心地よい習慣になっていることもあれば、

少し窮屈に感じていることもあるでしょう。

今回は、暮らしの中の「当たり前」を少し違う角度から眺めながら

自分の気持ちに耳を傾けてみましょう。

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暮らしの中にある、色々な「当たり前」

家族のごはんは、私が作るもの?

たとえば、毎日の食事作り。

家族の健康を考えて献立を決めたり、「おいしい」と喜んでもらえることが嬉しかったり。

そんな思いで、日々の食卓を支えている方も多いでしょう。

一方で、仕事や家事で疲れていても、やっぱり自分が台所に立っている。

「はぁ、疲れた。今日は誰かに作ってほしいな」

「もうこんな時間。ちょっと手伝ってくれないかな」

そう思っても、口に出す前にいつものように作っていることはありませんか?

もしかすると、そこには「家族のごはんは私が作るもの」という

長年の当たり前があるのかもしれません。

買い物では、安いものを選ぶもの?

買い物でも、似たようなことがあります。

値段を比較して、できるだけ安いものを選ぶ。

自分のためにお金を使うことに、申し訳なさを感じたりして

「本当はこっちが好きなんだけど……」

という本音をいつの間にか後回しにして

「まぁ…これでいっか。」と

値段の安い方で済ませるのが当たり前ということもあるかもしれません。

その「当たり前」は、どこから来たのだろう?

私たちが無意識に思っている「当たり前」って、そもそも誰が決めたん でしょうか?

たとえば、子どもの頃から母親が家事の一切をする姿を見て育った人は、

「家事は女性がするもの」という考え方が自然に身についているかもしれません。

また、

「人に迷惑をかけてはいけない」

「頼まれたことは引き受けるもの」

「自分のことより、周りを優先するもの」

家庭で繰り返し聞いてきた言葉や、学校、職場などで経験してきたこと。

それらの積み重ねが、私たちの価値観や行動の基準を形づくっていきます。

そして、いつしか

「そうするものだ」と考えることさえなく、自然に行動するようになるのです。

人との関係の中で生まれる「当たり前」もある

もう一つ、考えてみたいことがあります。

それは、自分が引き受けてきた役割が

いつの間にか周囲の人にとっても当たり前になっていくことです。

たとえば、誰かが困っていると、頼まれる前に

自分の時間を差し出して、手を貸してしまう人。

「何か自分にもできることがあれば」という思いやりの気持ちだったかもしれません。

でも、それが何度も繰り返されるうちに、周りの人も自然とその人を頼るようになる。

そして、気がつけば、その役割をいつも自分が担っている。

そんなこともあります。

相手を思いやる気持ちを大切にしながら、自分の時間や気持ちも大切にする。

その両方を考えてみてもいいのではないでしょうか。

「当たり前」の中には、大切なものも隠れている

ここまで、知らず知らず思い込みによって

自分の行動や選択が狭くなってしまうことについてお話ししてきました。

でも、「当たり前」の中にあるのは、思い込みばかりではありません。

長い時間をかけて慣れ親しんできたものには、愛着が湧いたり

信頼や安心感が育っていることもあります。

いつもの自分専用のマグカップを手にすると、なんとなくほっとする。

家族との何気ない朝の会話に、心が温かくなる。

そんな当たり前は、日々の暮らしを豊かにしてくれるものでもあります。

だからこそ、自分の当たり前を見つめ直してみることには意味があるのだと思います。

これからも大切にしていきたいものに気づくこと。

今の自分には窮屈になっているものに気づくこと。

そのどちらも、自分自身を知るための大切なきっかけになります。

思い込みに気づく、3つのステップ

日々の暮らしの中で、自分の当たり前を見つめ直すには、どうしたらよいのでしょうか。

ここでは、気軽に取り入れられる3つのステップをご紹介します。

STEP
いつもの行動に気づく

まずは、普段何気なくしていることに目を向けてみましょう。

「遊びに行く時、いつも私が段取りしたり予約したり手回しをしているな」

「家族の予定を優先して、自分のやりたいことを後回しにしているな」

「買い物では、いつも値段で選んでいるな」

そんなふうに、小さなことでもいいので自分の習慣に気づくところから始めてみましょう。

STEP
そこにある気持ちを確かめる

次に、その行動をしているときの自分の気持ちに目を向けてみます。

「私は、これのどんなところを大切にしているんだろう?」

「今の私の気持ちや暮らしに、合っているかな?」

好きだから続けていることや、

誰かに喜んでもらいたくてしていること。

習慣になっていて、深く考える機会がなかったこと。

「そうするべきだ」と思って続けていること。

ひとつの行動の中にも、いろいろな気持ちがあります。

その気持ちを、ゆっくり確かめてみましょう。


STEP
今の自分に合う形で選ぶ

そして、最後にこんな問いを自分に投げかけてみます。

「その『当たり前』を取っ払って、自由に選べるとしたらどうしたい?」

もし、いつもの役割や「こうするもの」という考えから、いったん自由になれたとしたら。

今日は自分の時間を優先したい。

夕食作りはお休みしたい。

少し高くても、気に入った方を選びたい。

そんな気持ちが浮かぶかもしれません。

もちろん、これまでと同じことを選ぶという自由もありますよね。

それも、自分で確かめて選んだ大切な答えです。

実際は、時間やお金、周りの人との関係など、いろんな事情があると思います。

まずは心の中で自由に選んでみて、そのあとで現実に合う方法を考える。

そんな順番で考えてみるのもありだと思います。

小さな選択から、毎日を少しずつ変えていく

「私がやらなきゃ、家族が困る」

「私が引き受けなきゃ、人に迷惑がかかる」

そう思って、いつも自分が頑張っていることもあるでしょう。

でも、いざ誰かにお願いしてみると、意外と快く引き受けてくれたり、

自分ができないときには誰かがカバーしてくれたり。

「あれ? 私が全部やらなくても、案外なんとかなるんだ」

「お父さんって、料理が意外と上手だったんだ」 

そんな発見があるかもしれません。

たとえば、いつも自分が作っている夕食を、週に一度だけ家族にお願いしてみる。

頼まれごとをされたとき、すぐに返事をする代わりに

「予定を確認してから返事するね」と伝えてみる。

買い物では、予算の範囲で自分の好みを優先してみる。

ほんの小さなことでも、これまでとは違う選択をしてみることで

新しい気づきが生まれることがあります。

自分の気持ちに気づいたら、できるところから小さく行動してみましょう。

「当たり前」から「私はこうしたい」へ

私たちが当たり前だと思っていることには、これまでの経験や育ってきた環境や、

人との関係の中で身につけてきた価値観が反映されています。

その中には、これからも大切にしたい習慣もあれば、

今の自分に合わせて変えていきたいものもあるでしょう。

大切なのは、自分の気持ちに気づき、今の自分に合う選び方を見つけていくこと。

それは、自分の価値観や気持ちを大切にして生きる「自分軸」にもつながっています。



いつも当然のようにしている「当たり前」を、ちょっとだけ違う角度から眺めてみませんか?

「その『当たり前』を取っ払って、自由に選べるとしたらどうしたい?」

この問いの先に、今まで気づいていなかった自分の望みや、

大切にしていきたいものが見つかるかもしれません。


自分の気持ちを、もう少し丁寧に見つめてみたい方へ

これまで大切にしてきた価値観や、いつの間にか身についた考え方。

その一つひとつを振り返りながら、自分らしい選び方を見つけていくことができます。

今抱えているお悩みの中にはどんな心の声が見えてくるでしょうか。

Embraceこころびよりでは、おためしカウンセリングで

あなたの気持ちに寄り添いながら、自分自身を知るためのお手伝いをしています。

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