怒りに振り回されない心の持ち方

こんにちは。

自然体で心地よい選択ができる
「しあわせ自分軸再生メソッド」

心理カウンセラーの
吉永一叶(よしながいちか)です。

 

人間関係の中で、私たちは日常で色々な感情を抱えながら生きています。

中でも、怒りの感情というのは時として

どうしても湧いてきてしまうものですよね。

職場で、家庭で、友人関係で、子育ての中で・・・。

「どうして思い通りに動いてくれないんだろう??」

「なんで私の気持ちを分かってくれないんだろう?」

「どうしてあんな言い方をするの?ひどい!」

などなど・・・。

 

ですがその怒りの感情は

相手の行動に対して反応してイライラしている、

いわば自分の心の内側の問題が原因であることがあります。

自分の(過度な)期待が裏切られている状態。

期待外れからくる感情と言えるのです。

この種の怒りの感情と向き合うには、

自分の本音に気付いてそれを受け入れることがポイントになります。

 

怒りの感情と向き合うステップ

  1. イライラ・怒りの感情自体を受け入れる。
    「だよね!」「無理もないよね!」「ほんと、そうだよ!」
    と、自分の内側の気持ちに共感する言葉を投げかけましょう。
    そう、怒っても大丈夫!なのです。
  2. この時、少し気分が落ち着いてきているので
    次に、自分が何に(なぜ)怒っているのか冷静に考える。
  3. 「~~べきである」「~~ねばならない」
    などの信念=ビリーフがあることに気付く。
    気付くことで気持ちがさらにクールダウンします。
  4. その信念=ビリーフは人それぞれの固有のものです。
    それを伝えないまま相手に勝手に当てはめて期待していませんか?
  5. 自分自身の考えを振り返り、信念=ビリーフを見直してみる。
  6. 自分自身のビリーフ以前に、
    相手からの理不尽な言動やひどい扱いに怒りを感じることもありますよね。
    それは怒りを感じて当然。自分を守る心の働きです。

 

怒りの感情が沸騰しそう

とはいえ、その瞬間は感情が乱されてしまうことも理解できます。

そんな時は、怒りを直接相手にぶつける前に、

数字を数えるという方法があります。

1から6までカウントするのです。

なぜかというと、怒りのピークは6秒しか続かないからです。

カッとなってひどい言葉を言ってしまわないようにやり過ごしましょう。

その6秒の間に、ちょっと口角を上げることができたりしたら、素晴らしいです!

怒りのコントロールがちゃんとできています。

一瞬の作り笑顔でも、気分が少し変わるかもしれませんね。

 

怒らないことが良いこと…ではない

ただ大切なポイントとして、

怒りの感情そのものや、怒りを感じた自分を否定しないで欲しいということ。

「怒ってはいけない」とか、

「我慢しなくてはいけない」のではなくて

怒りも自然な心の動きの一つです。

その怒りに蓋をせず、そして執着することもなく、

自分の気持ちがここにある。と認めてあげることが大切ですね。

 

 

 

 

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