
カウンセリングでは、目に見えない「心」にアプローチしていきます。
知っているようで知らなかった、心のしくみについて理解していきましょう。
私たちの意識には、自覚している『顕在意識』と、無意識の『潜在意識』があります。
顕在意識は普段自覚している自分=思考の部分です。
潜在意識は意識しなくても自然とできている動き、
何度も繰り返され、体が覚えていることは考えなくてもできるし、
心臓を動かしたり普段の呼吸も、意識しなくてもできていますね。
(ちなみに深呼吸は意識してするので、顕在意識です。)

「○○したいのに、どうしてもできなくて△△してしまうんです。」のように、
思いとは別の行動をしてしまうときがあります。
悪いとわかっている習慣をなかなか改められなかったり。。
それも、無意識の領域です。
潜在意識はもう一人の自分。
そしてありのままの感情(本当の気持ち)の部分とも言えます。
悩みや葛藤を抱えて負のループに陥っている時は、
顕在意識(自分)と潜在意識(もう一人の自分)が喧嘩をしている、
矛盾したり葛藤している状態です。
逆に、メンタルのバランスが良いときは、
普段の自分ともう一人の自分が仲良しな状態です。

本当の気持ち=心の声に耳を傾け、
もう一人の自分と仲直りすることで、悪循環から抜け出して善循環に切り替わっていきます。
潜在意識の特徴を理解することは、
カウンセリングの効果をより高める力にもなります。
もう一人の自分と仲良くなっていきましょう。
