人付き合いがなぜかうまく続かない人にある心のクセ

人付き合いがなぜかうまく続かない人にある心のクセ

初対面では普通に話せるし、感じよく接することもできる。
それなのに、相手との距離が近くなってくると、だんだん居心地が悪くなる。

「また会う約束するのもしんどいな…」
「どうしていつもこうなっちゃうんだろう?」

そんな気持ちを抱えながら、人との距離の取り方に悩んできた方もいるのではないでしょうか。

そこには、単に「人付き合いが苦手だから」では片づけられない心の動きがあります。

今日は、その心の奥にあるものを一緒に見ていきましょう。

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仲良くなるほど、なぜしんどくなるの?

カフェで集まる女子3人

「最初はいい感じに話せるのに、だんだん仲良くなるほどしんどくなってしまって…」

そんなふうに感じることはありませんか?

たとえば、ママ友や職場の人、趣味を通じて知り合った人。

関係が少しずつ近くなってくると、相手のちょっとした表情や言葉が気になり始めることがあります。

それは、一対一の関係だけとは限りません。

何人かで話しているときに、ふと会話が途切れたり、誰かの表情が少し変わったりしただけで、

「今の言い方、変だったかな」
「私、何かまずいことしちゃった?」
「なんとなく私だけ浮いてる気がする…」

と気になってしまう。

まわりの人は楽しそうにしているのに、自分だけその輪の中にうまく入れていないような気がして、だんだん居心地が悪くなることもあります。

一度気になり始めると、まわりの反応を細かく読み取ろうとしてしまいます。

すると、だんだん「どう立ち振る舞ったらいいのか」が分からなくなり、少しずつ自分から距離を取るようになることがあります。

人と仲良くなりたい気持ちはちゃんとある。

それなのに、親しくなるほど苦しくなる。

そこには、いったいどんな思いが隠れているのでしょう。

その「心のクセ」の正体は?

「そういえば昔からこんな感じで、深く心のつながってる人って…ほとんどいないなぁ」

そんなふうに振り返って、少し寂しくなることもあるかもしれません。

なぜ関係が深くなりそうになると、居心地の悪さや苦しさが出てくるのでしょう。

その背景のひとつに、「素の自分を見せる怖さ」があります。

関係が浅いうちは、ある程度「見せる自分」を選べます。

感じよく振る舞ったり、相手に話を合わせたり、その場にふさわしい自分でいられたりします。

けれど、関係が深くなるほど、いつも整った自分だけを見せ続けることは難しくなります。

弱いところや苦手なこと、本当は言いたかったことも、少しずつ相手に見えてしまうような気がしてくる。

そんなとき、

「こんな私を知られたら、どう思われるだろう」
「嫌われたくない」
「がっかりされたくない」

そんな思いが出てくることがあります。

すると、相手にどう見られるかが気になって、本当は言いたいことを飲み込んだり、無難に振る舞ったりすることが増えていきます。

そうやって自分を抑えているうちに、だんだん人と一緒にいることそのものがしんどくなり、少し距離を置きたくなる。

それは、これまで人との関係を保つために身につけてきた関わり方なのかもしれません。

なぜ相手に合わせすぎてしまうの?

本音を言えない

アダルトチルドレンや愛着障害で生きづらさを感じている方の中には、子どもの頃から、

お父さんやお母さんの表情や機嫌をよく見ながら過ごしてきた方がいます。

「今は話しかけても大丈夫かな」
「こんなこと言ったら、また怒られるかな」
「こうしておけば喜んでもらえるかな」

子どもにとって、親との関係はとても大きなものです。

お父さんやお母さんの反応を感じ取りながら、

「どうしたら受け入れてもらえるかな」
「どんな自分でいたらいいかな」
と、その場に合う振る舞いを身につけていくことがあります。

そうした関わり方が続くと、大人になってからも、

相手の反応を基準に自分の行動を決めることがあります。

いわゆる「他人軸」と呼ばれる状態です。

もちろん、人に合わせられることは思いやりでもあります。

ただ、いつも相手の表情を読みながら自分の言葉を選んでいると、

「私は本当はどうしたい?」
「私はどう感じている?」

という自分自身の声が聞こえにくくなっていきます。

友だちと一緒にいるのに、なぜか疲れる。

楽しかったはずなのに、家に帰るとひとり反省会が始まる。

そんなときは、自分の気持ちよりも
「相手からどう見られているか」を一生懸命考えているのかもしれません。

心地よい人間関係のつくりかた

では、どうしたらもっと心地よく人と関われるのでしょう。

私はその入り口のひとつが、「自分と仲良くなること」だと考えています。

「今日は何を食べたい?」
「どっちの服を着たい?」
「今は少し休みたい?」

そんな暮らしの中の小さなことから、「私はどうしたい?」と自分に聞いてみる。

小さな本音に気づき、自分の感じ方を大切にする時間が増えていくと、
自分との関係も少しずつ心地よいものになっていきます。

自分の気持ちが少しずつわかるようになると、人との関係の中でも、

「今日はあまり話したくないんだな」
「本当はあの言葉、少し寂しかったんだな」
「私はこうしたかったんだな」

と、自分の心の声に気づきやすくなっていきます。

自分と仲良くなっていくと、周りの人との関係性も変わっていきます。

相手に合わせることもできるし、自分の気持ちも大切にできる。

話したいときには話し、少し離れたいときには自分に合った距離を取る。

そんなふうに、「好かれるための自分」ではなく、自分らしいままで人とつながる感覚が育っていきます。

まずは、あなた自身のいちばん近くにいる人から

人付き合いに悩んでいると、

「もっと会話が上手にならなくちゃ」
「もっと人に合わせられるようにならなくちゃ」
と思うこともあるでしょう。

けれど、いちばん近くにいて、これからも長く付き合っていく相手は自分自身です。

まずは、自分が何を感じているのかに耳を傾けてみる。

そして、その気持ちをそのまま認めてあげる。

そんな小さな積み重ねの中で、少しずつ自分の気持ちを言葉にできるようになっていきます。

相手に合わせるだけではなく、自分の気持ちも大切にしながら人とつながっていく。

そんな関係が育っていくと、人と一緒にいるときの心地よさも変わっていきます。

自分の気持ちを大切にする

もしあなたも、

仲良くなるほど人との関係がしんどくなったり、
相手に合わせすぎて、自分の気持ちがわからなくなってしまうことがあるなら、

その背景には、アダルトチルドレンや愛着障害による生きづらさが関係しているのかもしれません。

素の自分を見せることが怖くなった理由も、
自分の本音を後回しにするようになった背景も、
ひとりで考えていると見えにくいことがあります。

そんなときは、よかったら一度お話しに来てくださいね。

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