
アダルトチルドレンやHSPの人は、
なにかと人の目や反応が気になります。
その日の出来事を頭の中でリプレイしては
「あんなこと言って大丈夫だったかなぁ・・」
「あの人なんだか不機嫌そうな顔してたけど何か悪いことしたかなぁ・・」
と不安になったり、
相手の表情を深読みして、
機嫌が悪そうなのは自分のせいだと思い込んだりしてしまいます。
なぜそんなに、相手の気持ちが気になってしまうのでしょうか?

それは、育ってきた環境や経験値から
「他者の評価=自分の価値」 になってしまっているのです。
だから自分が悪いことにして修正しようとすることで、
相手のご機嫌をとっている状態なのです。
小さい頃から、なにかと親に否定されていた人は、
ありのままの存在を認めてもらえませんでした。
否定は、ストレートな言葉の否定だけではありません。
かまってもらえない(無関心)、兄弟と比べる、
できたことを見ずにできないところばかり指摘する・・など

だからこれ以上親に否定されないように、
振り向いてもらえるように、
頑張って自分を修正しようとし続けました。
自分のここを直せば、ここを頑張れば、
親に認めてもらえるかもしれない、愛されるかもしれない。
そうやって、傷ついた心を守ってきました。
言い換えれば、
大人になった今でも、あなたは
一人反省会をして自己否定することで、
自分を守っているのかもしれません。

でも、
相手の機嫌は、相手の領域なのです。
あなたが何とかしてあげる必要はありません。
不機嫌そうな顔は、その人がそうしたいからしているだけで
あなたに責任はありません。
そっとしておいてあげましょう。

それよりも、ご機嫌をとる必要があるのは、自分自身。
自分が心地よくご機嫌になれる方法をいっぱい考えましょう。
心地よくご機嫌に過ごしていると、
ますますプラスの現実が引き寄せられてきます。
他者優先から、自分の心を大切にする自分軸へ
できることから、シフトしていきましょう。

